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Hearth-craft maintenance

ダッチオーブン・スキレットの手入れの方法は?大事に育てて一生モノの「ブラックポット」へ

梅雨もすっかり明け、いよいよ夏本番ですね!冬の間、薪ストーブで火の揺らぎを楽しんでいた皆さまの中には、「夏はキャンプで焚き火を満喫する!」という方も多いのではないでしょうか。


冬はリビングのストーブトップで、夏はキャンプ場の直火で。どちらのシーンでも欠かせない相棒といえば、ダッチオーブンやスキレットなどの鋳鉄(ちゅうてつ)ギア。使い込むほどに黒光りし、愛着が湧く一生モノの道具ですよね。


今回は、そんな鉄鍋たちを長く愛用するための「基本のお手入れ方法」と、万が一サビてしまった時の「復活(リセット)術」をご紹介します。



一生モノに育てる!基本のお手入れ手順


調理後の鉄鍋は、少しの手間をかけることで焦げ付きにくく黒光りする「ブラックポット」へと成長していきます。ポイントは「洗剤を使わないこと」と「水気を残さないこと」です。


1.お湯とたわしで汚れを落とす


調理後、鍋がまだ温かいうちにお湯と亀の子たわし(またはササラ)で汚れをこすり落とします。せっかく育った油の膜(シーズニング)を守るため、食器用洗剤は原則NGです。


2.火にかけて完全に水分を飛ばす


汚れが落ちたらサッと水気を拭き取り、すぐに火にかけます。鋳鉄は少しでも水分が残っているとあっという間にサビてしまうため、中~弱火で加熱して完全に水分を蒸発させましょう。


3.鍋が温かいうちに油を薄く塗る


水分が飛び、鍋がまだ熱いうちにキッチンペーパーでオリーブオイルなどの植物油を全体に薄く塗ります。内側はもちろん、外側や取っ手、フタの裏表まで忘れずに。


4.うっすら煙が出るまで加熱する


油を塗ったら再度弱火にかけ、うっすらと白い煙が立ってきたら火を止めます。この加熱によって油が鉄に定着し、サビや焦げ付きを防ぐ丈夫なコーティングになります。



諦めないで!サビ・焦げ付きの復活(リセット)術


「久しぶりに出したら真っ赤にサビていた…」「強火で炭のように焦げ付かせてしまった…」


そんな時でも大丈夫!鋳鉄ギアは、表面を削って焼き直せば何度でも新品同様に復活します。手をかけるほどに応えてくれるのも、鉄鍋ならではの醍醐味です。


1.金たわしで徹底的に削る(洗剤OK!)


この工程では、金属たわしや食器用中性洗剤を使ってガシガシとサビや焦げを削り落とします。頑固な汚れには重曹を振りかけてこするのも効果的。元の銀色の鉄肌が見えるまで思い切って削りましょう。


2.水洗いして素早く乾燥させる


洗い流したら、すぐに布巾で水気を拭き取り火にかけます。コーティングが全くない「裸の鉄」の状態なのですぐにサビが始まってしまいます。ここはスピード勝負です!


3.全体に油を薄くムラなく塗る


鍋が温かいうちに植物油を全体にすり込むように塗ります。塗りすぎるとベタつくので、塗った後に乾いたペーパーで余分な油を拭き取るくらいが適量です。


4.煙が出るまで油を焼き付ける


中~弱火にかけ、白い煙が出ておさまるまで焼き付けます。


5.「塗る→焼く」を3~4回繰り返す


リセット直後は被膜が薄いため、鍋が少し冷めたら再び「油を塗る→煙が出るまで焼く」を3~4回繰り返します。これで美しいブラックポットの復活です!

一度リセットした鉄鍋は少し鉄の匂いが出やすいため、最初の調理は「くず野菜の油炒め」をするのが鉄則です。ネギの青い部分や生姜の皮などで油を馴染ませれば、もう完璧な状態になります。


ちなみに、お手入れ後にしばらく使わない場合は、湿気を吸い取ってくれる新聞紙で全体をくるんでから保管するのがおすすめです。日本のジメジメとした夏場の湿気から、大切なブラックポットをサビから守ってくれますよ。


まとめ


冬は薪ストーブの上でコトコト煮込み料理、夏はキャンプの焚き火で豪快なグリル料理。


しっかりとお手入れされたダッチオーブンやスキレットと一緒に、今年の夏も大自然の中で炎の揺らぎを存分に楽しんでくださいね!



この記事を書いたのは…
“薪ストーブのある暮らし”の魅力をお届けする佐藤です。

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