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薪ストーブ導入の総額は?本体・工事・ランニングコストを解説

薪ストーブのある暮らしに憧れる一方で、「結局、いくらかかるんだろう?」と費用面で立ち止まってしまう方は少なくありません。

まず、結論から申し上げると、薪ストーブの導入費用は【150万円~350万円程度】が一般的な目安。

ただし、これはあくまで一例です。設置する住宅の構造や、選ぶストーブ・部材、工事の難易度によっては、もちろんこれに満たないケースもありますし、逆に350万円を大きく超えることもあります。

今回は、薪ストーブ導入にかかる費用を「初期費用」と「ランニングコスト」に分けて解説します。



導入時にかかる「初期費用」の総額


薪ストーブ導入時の初期費用は、主に「本体代」「煙突・部材代」「設置工事費」の3つで構成されます。トータルでは、150万円~350万円程度が一般的な目安となります。

しかしこれはあくまでも目安。場合によってはもっと安くなることも高くなることもあります。


薪ストーブ本体の価格帯


薪ストーブ本体の価格は、「どの国のメーカーか」「どのような機能を持っているか」「デザイン性」によって、非常に大きな幅があります。


■予算50万円以下
まずは薪ストーブを試してみたいという方や、シンプルな機能で十分という方には、比較的安価なエントリーモデルや、コンパクトな機種が選択肢に入ります。


■予算50万円~100万円
この価格帯は、最も多くの方が選ばれるボリュームゾーンです。炎を美しく見せる設計や、効率的な燃焼を促す二次燃焼機能など、機能とデザインのバランスが取れた、国内外の人気メーカーの中堅モデルが揃っています。


■予算100万円以上
高い燃焼効率と優れた蓄熱性を誇るヨーロッパ製の高機能モデルや、大型で存在感のあるデザイン性の高い機種が中心です。ご自宅の主暖房として長く、快適に使いたいという方に選ばれています。


設置工事と部材にかかる費用


本体代以上に、費用の幅が出るのがこの部分です。安全と性能を左右するため、最もコストをかけるべき部分とも言えます。

見積もりの中で「本体代」が安くても、「煙突・工事費」が高くなることは多々あります。

特に煙突は、薪ストーブの性能の半分を決める「命」です。質の低い煙突やずさんな工事は、性能低下や火災のリスクにつながるため、信頼できる専門業者に依頼し、適正な費用をかけることが重要です。


■煙突・部材代(費用目安:50万円~100万円)
煙突・部材代は、住宅の構造(屋根の高さ、貫通部の有無)や設置する煙突の長さで変動します。特に、高品質な二重煙突の採用が必須となるため、この部分で費用がかさみます。


■炉台・炉壁工事(費用目安:20万円~50万円)
ストーブを置く土台(炉台)と、壁の断熱・保護(炉壁)にかかる費用です。選択する素材やデザインによって価格が大きく変動します。


■設置・施工費(費用目安:30万円~80万円)
専門業者によるストーブ本体の設置・組み上げ、そして煙突の設置工事費です。


導入後に継続的にかかる「ランニングコスト」



導入後の費用は、主に「薪代」「メンテナンス代」の2つです。これらは「薪活」の有無で大きく変動します。


薪の調達にかかる費用(薪代)


薪の調達にかかる費用は、「薪活」をするかどうかで大きく変わります。

薪の消費量は、お住まいの地域、家の断熱性、ストーブの焚き方、使用頻度によって大きく変わります。一冬に消費する薪は、平均で4~7立方メートル程度と言われています。


■薪を購入する場合(年間の費用目安:5万円~20万円以上)
手軽で安定供給できるのがメリットですが、当然ながらコストがかかります。樹種や乾燥具合によって価格が変わります。


■「薪活」で自作する場合(年間の費用目安:0円~数万円、主に道具代)
コストがほぼゼロになり、趣味として楽しめるのが最大のメリットです。ただし、薪を作るための手間と労力がかかり、乾燥場所も必要になります。


メンテナンスにかかる費用


薪ストーブを安全に長く使うためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。

多くの方は、日常の灰処理や簡単な本体掃除は自分で行い、専門的な煙突掃除だけを業者に依頼するというパターンが多いです。


■煙突掃除
年に1回(シーズン後) 専門業者に依頼した場合の費用目安は、2万円~4万円です。


■本体の消耗部品交換
5年~10年に1回 ドアガスケット(密閉材)交換などの費用目安は、1万円~3万円程度です。


【節約のヒント】コストを抑える方法


コストはかかりますが、薪ストーブにはそれを上回るメリットがあります。さらに、以下の工夫でコストを抑えることができます。


●補助金・助成金の活用
自治体によっては、薪ストーブ導入に補助金を出している場合があります。お住まいの地域の情報を確認してみましょう。


●薪活のスタート

地域の林業家や製材所と繋がりを持ち、端材や玉切り材を譲り受ける「薪活」を始めるのが、最も大きなコスト削減になります。


●高断熱の家で使う

住宅の断熱性能が高いほど、薪の消費量が減り、ランニングコストを大幅に抑えることができます。


まとめ


薪ストーブの費用は決して安くはありません。

しかしそれを遥かに上回るのが、炎を眺める精神的な満足度と、家中を包み込む質の高い暖かさ、そして家族との特別な時間という、プライスレスな価値。多くのお客様が「導入してよかった」とおっしゃるのは、まさにこのためです。

薪ストーブを検討されている皆さん、まずはお気軽にハースクラフトにご相談ください。



この記事を書いたのは…
“薪ストーブのある暮らし”の魅力をお届けする佐藤です。

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