心まであたたまる、薪ストーブ5つの魅力
こんにちは。
ちょっと詳しい一般人代表、ハースクラフトのブログ担当・佐藤美月です。
前回は「そもそも薪ストーブって何?」というお話しをお伝えしました。
薪ストーブは、”薪を燃やす”というシンプルな発想の中に、空気の取り入れ方や熱の伝え方、煙突による自然な気流などたくさんの知恵が詰まった暖房器具ということをおわかりいただけたのではないでしょうか。

さて今回は、薪ストーブの”魅力”についてご紹介していきます。
私自身、薪ストーブと出会ってからというもの、ただ「部屋が暖かくなる」というだけではない心地よさに魅了されてきました。
「火を見るって、こんなに癒されるんだな」
「薪をくべる時間も好き」
そんな風に、毎日の暮らしの中に小さな喜びが生まれるのが、薪ストーブの魅力です。
今回は、私が思う「薪ストーブの5つの魅力」についてご紹介します。
1.炎を眺める時間は特別なリラックスタイム
薪ストーブの火って、ただ明るく燃えているだけじゃないんです。パチパチとはぜる音、赤くなった薪、ゆらゆらと揺れる炎……。ずっと見ていられるほど、飽きない美しさがあります。
「1/fゆらぎ」って言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、炎の動きにはその癒しのリズムがあると言われています。
疲れて帰ってきた夜も、ストーブの前に座るととてもリラックスできるんです。
2.輻射熱で身体の芯まで暖まる
薪ストーブは、空気だけでなく、壁や床、家具などもじんわりと暖めてくれます。
これは「赤外線(遠赤外線)」による「輻射熱(ふくしゃねつ)」のおかげ。まるで陽だまりにいるような、やわらかい暖かさです。
3.薪ストーブでは料理も楽しめる
薪ストーブの上は、立派なコンロ。やかんを置いてお湯を沸かすのは定番ですが、シチューを煮込んだり、コトコト煮物を作ったり。
またピザや焼き芋、鶏の丸焼きなどの焼き料理も大得意。
メイン料理からちょっとしたおつまみ、パンやお菓子など、工夫次第でいろいろな料理を楽しめちゃいます。
4.薪の準備も楽しい作業
「薪を運んだり、くべたりするのって大変そう…」という声もよく聞きます。
たしかに、電源ボタン一つで暖かくなる家電に比べれば手間はあるでしょう。でもこれが案外いい運動になったり、気分転換になったりするんです。
薪を準備する作業を「面倒」ではなく「季節の習慣」として楽しめたら、薪を準備する作業こそが、豊かな時間と感じられるはず。
5.災害時は頼れる存在に
薪ストーブは電気を使わないので、停電しても使えます。部屋も暖まるし料理もできる。
寒い冬に万が一の災害が起こったとき、「薪ストーブ」は暮らしを支えるインフラとして、心強い存在になってくれるはずです。

まとめ
薪ストーブは、「暖房器具」という言葉ではとても収まりきらない魅力を持っています。
たしかにちょっと手間がかかるけれど、その分だけ季節の移ろいや、日々の時間を丁寧に感じることができるのが薪ストーブです。きっと生活をより豊かにしてくれますよ。
この記事を書いたのは…
“薪ストーブのある暮らし”の魅力をお届けする、薪ストーブにちょっと詳しい一般人代表・ハースクラフト担当 佐藤美月