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憧れの「薪活」をはじめよう!薪づくりの基本

薪ストーブに欠かせない「薪」。


ホームセンターや専門店で購入することもできますが、コスト面や楽しさを考えると、原木から自分で薪を作る「薪活(まきかつ)に挑戦してみたい!」という方も多いのではないでしょうか。


今回は、薪ストーブユーザーの憧れでもある「薪活」についてご紹介します。



薪活の魅力とは?


薪づくりは、単なる燃料調達ではなく、自然とつながり、季節を感じながら暮らしを豊かにしてくれるライフスタイルそのもの。時間も労力もかかる薪活ですが、それ以上に大きな魅力があります。


■圧倒的なコストパフォーマンス


購入する薪は意外と高価ですが、原木から作れば燃料代を大幅に節約できます。これが薪活を始める一番の動機になる方も多いです。


■最高のエンターテイメント


休日に自然の中で体を動かし、パカン!と薪が割れる爽快感は格別。家族や仲間との共同作業も、きっと楽しい思い出になるはず。運動にもなり、健康的な趣味になるのが薪活です。自分の手でつくった薪で火を囲むのは、最高のエンターテイメントですよ。


■木と炎への理解が深まる


木の種類による硬さや香りの違い、乾燥具合で炎がどう変わるのか。薪活を通じて、自然の恵みである「木」への感謝と理解が深まり、薪ストーブがもっと愛おしくなります。


薪活は少し手間がかかるものの、その分得られる満足感は格別です。



原木が「薪」になるまでの全工程


薪活は、大きく分けて4つのステップで進みます。


1.【入手】原木を手に入れる
2.【薪割り】ストーブに入る長さに切り、割る
3.【乾燥】じっくりと乾かす
4.【保管】雨の当たらない場所で保存する


この中でも特に重要なのが「乾燥」です。よく乾いた薪は、煙が少なく、暖房効率も良く、ストーブ本体や煙突を長持ちさせてくれます。


薪用の原木を入手する方法


原木は以下のようなルートで手に入れることができます。


■自治体や森林組合の配布・販売


間伐材や倒木を安価で分けてもらえることがあります。


■造園業者・工務店から譲ってもらう


伐採木や建築端材を譲ってもらえることがあります。


■薪販売業者から購入する


安定的に確保したい場合は安心。初めての人にはおすすめです。


薪割りの手順とコツ


まず薪割りの際は、必ず手袋、長袖長ズボン、安全靴(つま先に鉄板が入ったもの)を着用しましょう。斧が跳ね返ったり、木が飛んできたりすることから目を守る保護メガネも必須です。安全な服装で薪割りをしてください。


■安定した「薪割り台」を用意する


地面に直接置いて割ると、斧が地面に当たって刃こぼれしたり、足に当たったりして危険です。ご自身の膝くらいの高さで、太く安定した丸太を薪割り台として使いましょう。


■玉切りした原木を立てる


薪割り台の中央に、ぐらつかないようにしっかりと安定させて、玉切りをドンと置きます。中心を狙うのが基本ですが、もし小さなひび割れがあれば、そこを狙うと、驚くほどきれいに割ることができます。逆に、枝の付け根である硬い「節(ふし)」は避けましょう。


■斧は「振り下ろす」より「落とす」感覚で


力任せに振り回す必要はありません。斧の重さを利用して、薪の中心にまっすぐ落とすイメージで。大きすぎる薪はさらに細かく割り、使いやすいサイズにしましょう。大きすぎる薪はさらに細かく割り、使いやすいサイズに。


薪を乾燥させる方法と保管


割ったばかりの薪は水分を多く含んでおり、そのままでは燃えにくく煙も多く出てしまいます。この水分をじっくりと抜いてあげることが、良質な薪を作るための最大のポイント。


ポイントは「風通し」と「雨除け」です。


■薪棚(まきだな)を作る


割った薪は、風通しが良く、雨の当たらない場所に積み上げて保管します。地面に直接置くと湿気を吸ってしまうため、パレットなどを利用して地面から離しましょう。


■薪の積み方


薪と薪の間に隙間を作り、風が通り抜けるように積むのがコツです。壁にぴったりつけるのではなく、少し離して空気の通り道を作りましょう。シロアリやカビを防ぐため、直置きは避けてください。


■乾燥期間の目安


樹種や太さにもよりますが、ナラやクヌギなどの広葉樹で1年〜2年が目安です。薪活は数年後を見越した、気の長い趣味とも言えますね。


年度ごとに仕分けして、古い薪から使うようにしましょう。



まとめ


薪活は「薪を手に入れる → 割る → 乾かす → 使う」というシンプルな流れですが、そこに自然との関わりやDIYの楽しさが凝縮されています。


最初は大変に思えるかもしれませんが、自分で割った薪を燃やす達成感、炎を眺めながら過ごす心地よさなど、多くの価値を得られるのが大きな魅力です。


まずは少量から、できる範囲でチャレンジしてみてはいかがですか。



この記事を書いたのは…
“薪ストーブのある暮らし”の魅力をお届けする佐藤です。

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