薪ストーブや暖炉の性能を維持して冬の生活を快適にするためにも、シーズンオフ時のメンテナンスは重要です。冬を快適に過ごすうえで欠かせない暖房器具であるため、シーズンオフには次のシーズンを迎える準備として隅々まで綺麗にしておきましょう。

まずは、室内の煙突をはずし掃除用ブラシを差し込み、付着している木タールやススを落とします。その際、本体の周辺がススで汚れることもあるため、煙突の下をビニールなどで保護しておきましょう。

また、ガラスやドア周りの掃除はもちろんのこと、空気調節をする給気レバーが正常に動くか、扉の内側のガスケットが劣化していないか、煙突の防水に劣化がないかなど、目視でチェックすることも大切です。特に、ドアの気密性を保つためにも、ガスケットの劣化には注意が必要です。

薪ストーブや暖炉は、使用しない夏場でも給気口を開けておくことによって室内の空気をとりこみゆるやかな換気ができるため、家庭用・店舗用を問わず補助的な換気機器にもなります。

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